【小説】教団X

こんにちは!嫁ちゃんです( ´ ▽ ` )ノ📚✨

今回は中村文則先生の
教団X (集英社文庫)」を紹介していきます。

生きるとは度:🌟🌟🌟🌟🌟
宗教度:🌟🌟🌟🌟🌟
大人向け度:🌟🌟🌟🌟🌟
物語の濃厚さ:🌟🌟🌟🌟🌟
サクサク度:🌟☆☆☆☆

なんと!文庫化されましたね!!!

私は元々ハードカバーのほうを持っていました。

これですこれ。

雨トークの読書芸人で紹介されてから、すぐ買いに行きました。
なんてったって又吉先生のおすすめ!本屋直行です。

いつも通勤時に本を読んでいるため、ハードカバーの本は持ち歩けなくてなかなか読めない!
休日はなんだかバタバタして全然読めない・・・。読みたい読めない読みたい読めない・・・
と悶々としていたところへ、文庫本化のニュースが!

はい。文庫本の方もお買い上げです!!!チャリチャリーン💰

595Pの大容量。内容も見た目も重厚感がすごいです。
中村文則先生の本は、他に2冊くらい読んだことがあるのですが、どちらもページ数は少なめで薄いんですが物語が濃厚。
教団Xはここまで厚いんだから、多少薄っぺらいところもあるだろうと思ったんです。失礼ですが。

そんなことは全然ありませんでした。
最初から最後まで超濃厚。真夏の生チョコレート畳1畳分くらい濃厚です。
ちょっとずつ大切に噛み締めつつ、味わいつつ読みたい。そんな本でした。

続きからはネタバレ含む感想です。

シナプスの話を小説で読む日が来るとは。
そして自分がその話をとても興味深いと思う日が来るとは思っていませんでした。
教祖じゃないけど教祖の松尾さんのお話は、全て考えさせられるというか良いお話だなと思いました。
難しい部分も多かったですが、自分を構成しているのは原子であるということと
自分を自分たらしめているのは意志であるということが怖いけれど興味深かったです。
原子は入れ替わっているのに、私は私であると認識しているってたしかに不思議。
でも私は私なんだよなぁ。
髪や爪を自分から切り離したら、その途端自分じゃなくなるけど
原子は入れ替わったのがわからないから自分と認識してるのかな?

かなり序盤ですが、中村文則先生節というか、おぉぉおぉ!これぞ中村文則先生!と思ったところが
32P辺りの
ドアを閉めさえすれば、大丈夫とでも?
のくだりがかなりぞわぞわしました。
陰鬱で正常じゃない思考の描写が、いつも読んでいられなくなるんですが今回のはちゃんと読めました。
でも、読んでるうちに自分の思考までおかしくなっているかもしれない?!
と焦るというか、怖いというか、何とも言えない感覚に包まれました。

どういう心境で書かれているのかと思うと、ぞわぞわしますね。。。

教団Xは約二年半かけて執筆されたようで、色々な重みを感じますね。
私は大体1週間で1冊くらいのペースで読み終わるのですが、この本は2週間ちょっとかかりました。
まだ理解できていないところも多いので、何度も何度も読み直したいですね。

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